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ぷかぷーとスイカねこ

 これは、ぷかぷーが四次元キャンプ生活を

始めて一ヶ月ほど経った日のお話です

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 その日ぷかぷーは朝からとってもごきげんでした。
数日前、キャンプの周りをうろついていたら、大好物のスイカを拾ったのです。
ぷかぷーは大事に大事にそれを冷蔵庫に冷やし、今日まで冷やしておいたのでした。
ぷかぷーいわく、スイカはキンキンに冷えていたほうが美味しいそうです。

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食べるにはスイカを2つに割らないといけません。
ぷかぷーは包丁の扱いにあまりなれていませんでしたので
お母さんの料理を思い出しながら包丁を構えました。
(ぷかぷーの星では普通の事ですが、

地球の子どもたちはお母さんに手伝ってもらってください)

 そして、ぷかぷーが思い切り包丁を振り下ろした時でした。

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 なんということでしょう!
スイカから、あるはずのない長い尻尾と尖った耳がひょっこり顔を出したのです。

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 ぷかぷーは早速、冷蔵庫に閉まっておいた

スイカを取り出します。
スイカはぷかぷーの体の半分ほどもある大きなスイカでした。

今日は一日スイカ三昧だ!

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 なんと、ぷかぷーが食べようとしていたのはスイカネコだったのです!
びっくりしたぷかぷーは思わずひっくり返ってしまいました。

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 スイカネコは、ぷかぷーの足を見るなり猫の本能を

むき出しにして襲いかかってきました。
…と言っても、スイカネコはただ遊んで貰いたいのか、

ぷかぷーの足を甘噛みする程度です。
ぷかぷーはまだ子どもなので、そんなに痛くは無いものの、

噛まれた衝撃も相まって半泣きになってしまいました。

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 我慢できず、ぷかぷーが足をバタつかせると、

スイカネコは不機嫌になってしまいました。
観葉植物のサボテンくんを倒し、本棚をめちゃめちゃにし、

カーテンもぐちゃぐちゃに引っ掻いてしまいます。
スイカネコはぷかぷーのお部屋を荒らすだけ荒らし、

そのまま家から飛び出していきました。

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 嵐が去ったあとのようにしんと静まり返った部屋。
ぷかぷーはひとり取り残され、ちょっぴりしょんぼりしてしまいました。
しかし、気を取り直しぷかぷーはスイカネコが荒らしていったサボテン、

本棚、カーテンを整え
散らばった土や砂埃を掃除し、スイカネコの帰りを待つことにしました。

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 空がオレンジ色になり、カラスのなき声が聞こえだした頃
スイカネコがトボトボと帰ってきました。
口には袋の先をくわえており、ふくろにはたくさんのスイカが入っています。
ぷかぷーにはそれが「ごめんね」と言っているように見えました。
2人はすぐに仲直り、その日は仲良くスイカを食べました。

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日がしずみ夜もふけ、すっかり仲良しのぷかぷーとスイカネコは
いっしょにベッドに入り仲良くおやすみです。

明日も一緒に遊ぼうね!

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